【調整力電源調達】 確実な調整力調達に向けた制度検討・運用対応
東京電力パワーグリッド株式会社
求人詳細
当社および全国の一般送配電事業者が安定的かつ効率的に電力供給を行うために必要な「調整力(需給バランスを調整する電力)」を、市場を通じて確実に調達・運用するための制度設計や運用業務を担当していただきます。
調整力とは、需要と供給のバランスを保つために必要な電力リソースで、例えば電力の需要が急激に増加した際や、太陽光・風力など再生可能エネルギーの発電量が変動した際などに、電力の安定供給を支える重要な役割を担います。
具体的には、以下のような業務をお任せします:
●調整力調達に関する制度設計・検討
・需給調整市場における新たな制度設計や既存制度の改善提案
└経済産業省や関係官庁、他の電力会社、アグリゲーター(需要家の電力を集約して市場に出す事業者)などとの協議・調整
└市場の動向や制度変更に応じた社内対応方針の策定
└制度に基づく運用対応
・事業者との契約協議(調整力提供に関する条件など)
└契約書の作成・締結(法務部門との連携含む)
└契約に必要な事業者からの問い合わせ対応、審査対応
・市場における入札・応札の結果分析
└価格動向の分析とレポート化
└不具合や問題発生時の対策検討・改善対応
【採用背景】
調整力調達業務は安定供給のために不可欠であり、収支に与える金額規模も大きく、当社事業にとって重要な業務であるものの、電力システム改革による2016年からのライセンス制導入及び分社化以降に新たに誕生した業務であり、社内において経験者が少なく、人員の増強が急務な状況です。将来の調整力調達のあり方を大きく左右する「同時市場」に係る詳細制度設計が今後加速され、その中で調整力確保について議論がなされることが見込まれていることからも、今まさに調整力調達に係る人員増強が必要となり応募をしています。
応募資格
必須条件
・新規業務に関する相手先との契約内容の協議,契約関係書類(約款、契約書、覚書等)作成・締結の経験がある方
歓迎条件
・一般送配電事業者や発電事業者・新電力会社、アグリゲーター事業者での電力調達・販売や契約管理、営業渉外経験など
対象年齢
20歳 〜 39歳
労働条件・待遇
■給与
・年収:500万円~900万円
・昇給、昇格:年1回を予定
・残業代:有
・年俸制
■勤務時間
フレックスタイム制
コアタイム:無
休憩時間:60分
時間外労働有無:有
■福利厚生
通勤手当、家族手当、住宅手当、寮社宅、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、退職金制度
<各手当・制度補足>
通勤手当
家族手当
住宅手当
寮社宅:独身寮、家族寮
社会保険
退職金制度
<定年>
60歳
<教育制度・資格補助補足>
OJT
<その他補足>
・ライフサイクル手当
・住宅特別手当
・家賃補助(R手当)
・能率手当、当直手当
・特別労働手当、作業手当
・各種財形貯蓄
・持株会など
■休日休暇
【休日】土曜、日曜、祝日、年末年始
【休暇】夏季休暇、子の看護休暇、傷病休暇 等
会社概要
東京電力パワーグリッド株式会社
会社規模: 5001人以上
東京電力は、2016年4月の電力の小売全面自由化を機にホールディングカンパニー制に移行しました。
そのなかで、電気を安定して送り届ける一般送配電事業を引き続いて担うのが東京電力パワーグリッド株式会社です。
発電された電気をお客さまに安定供給することが最大の使命であるのは、自由化を迎えたとは言え、今後も変わりません。
東京電力パワーグリッド株式会社は健全な市場環境を維持するために、あらゆる事業者にとって公平・中立なプラットホームを維持し続けながら、送配電のコストを下げることにより、託送原価の低減に努めてまいります。
1883年に東京電力の前身である『東京電燈株式会社』が設立し、4年後の1887年に電気事業を本格的に開始。
日々、技術革新に取り組むことで安定供給を行い、日本が高度経済成長期の途上にあった1951年、新たに東京電力株式会社として事業を開始しました。
国内の販売電力量の約1/3を占めており、世界屈指のエネルギー消費国である日本の経済中心地である首都圏を支えています。
信頼性の高い設備と高度な技術力により、年間の停電回数・時間ともに世界トップクラスの安定性を維持しています。
2016年度からホールディングカンパニー制を採用し、「新生東電」として「挑戦するエナジー」を掲げ、様々な分野において新たな挑戦を行っております。
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