【送変電設備計画】カーボンニュートラル実現、レジリエンス強化に向けた送変電設備の計画策定
東京電力パワーグリッド株式会社
求人詳細
【業務概要】
2050年のカーボンニュートラル社会の実現に向けて、持続可能かつ強靭で柔軟な電力供給体制の構築が急務となっています。特に、再生可能エネルギーの導入拡大や電化の進展により、従来の中央集権的な電力システムから、分散型電源や需要側リソースが多数接続される新たな系統構成への移行が進んでいます。こうした中で、電力系統の安定性を維持しながら、長期的かつ広域的な観点から送配電網の整備・高度化を図ることが求められています。
このポジションでは、特に275kV以上の高電圧送電系統における系統安定性の評価・解析業務を担当していただきます。
【275kV以上の高電圧系統を対象とした系統安定性に関する系統解析】
└広域電力系統(275kV級以上)を対象とした電力潮流解析、動的安定度解析などのシミュレーション業務
└系統解析結果に基づく送配電網の課題抽出と改善策の立案
└分散型電源(太陽光、風力など)の大量導入や電化(EV、ヒートポンプ等)の進展に伴う、系統安定性への影響評価
└系統の強化や再構築に関する長期的整備計画の検討
└需要家や発電事業者、再エネ事業者との接続調整における技術的支援
└関係部署や関係機関(電力広域的運営推進機関、送電事業者、調整機関など)との調整や情報共有
【採用背景】
2050年カーボンニュートラル実現を目指し、更なる再エネ導入が加速化していく中、電力系統における課題解決や系統構築実現に向け、電力系統解析やパワエレ技術を用いた対策検討を担う人財の増員が必要となるため、今回募集をしています。
応募資格
必須条件
・電気工学の知識を有していこと
(大学在学時に電気工学を学んでいること、またはそれに準ずる知識を有している)
歓迎条件
・電力設備に関する設計、保全などの経験
・シミュレーション、解析などを業務上、または学生時代等を通じて経験があること
対象年齢
20歳 〜 39歳
労働条件・待遇
■給与
・年収:500万円~900万円
・昇給、昇格:年1回を予定
・残業代:有
・年俸制
■勤務時間
フレックスタイム制
コアタイム:無
休憩時間:60分
時間外労働有無:有
■福利厚生
通勤手当、家族手当、住宅手当、寮社宅、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険、退職金制度
<各手当・制度補足>
通勤手当
家族手当
住宅手当
寮社宅:独身寮、家族寮
社会保険
退職金制度
<定年>
60歳
<教育制度・資格補助補足>
OJT
<その他補足>
・ライフサイクル手当
・住宅特別手当
・家賃補助(R手当)
・能率手当、当直手当
・特別労働手当、作業手当
・各種財形貯蓄
・持株会など
■休日休暇
【休日】土曜、日曜、祝日、年末年始
【休暇】夏季休暇、子の看護休暇、傷病休暇 等
会社概要
東京電力パワーグリッド株式会社
会社規模: 5001人以上
東京電力は、2016年4月の電力の小売全面自由化を機にホールディングカンパニー制に移行しました。
そのなかで、電気を安定して送り届ける一般送配電事業を引き続いて担うのが東京電力パワーグリッド株式会社です。
発電された電気をお客さまに安定供給することが最大の使命であるのは、自由化を迎えたとは言え、今後も変わりません。
東京電力パワーグリッド株式会社は健全な市場環境を維持するために、あらゆる事業者にとって公平・中立なプラットホームを維持し続けながら、送配電のコストを下げることにより、託送原価の低減に努めてまいります。
1883年に東京電力の前身である『東京電燈株式会社』が設立し、4年後の1887年に電気事業を本格的に開始。
日々、技術革新に取り組むことで安定供給を行い、日本が高度経済成長期の途上にあった1951年、新たに東京電力株式会社として事業を開始しました。
国内の販売電力量の約1/3を占めており、世界屈指のエネルギー消費国である日本の経済中心地である首都圏を支えています。
信頼性の高い設備と高度な技術力により、年間の停電回数・時間ともに世界トップクラスの安定性を維持しています。
2016年度からホールディングカンパニー制を採用し、「新生東電」として「挑戦するエナジー」を掲げ、様々な分野において新たな挑戦を行っております。
※応募フォームへ移動します